コース料理価格改定のお知らせ
2024.10.29
お知らせ
日本で唯一の、
神奈川県産 地蟹専門店。
相模湾や東京湾で水揚げされた、希少なタカアシガニやイバラガニなど活きたカニを使用し、極上のカニ料理を振る舞うお店です。
当店の自慢は、提供する直前まで水槽で活かした新鮮なカニを様々な調理方法で味わえることです。
タカアシガニやイバラガニなど、専門店ならではの希少なカニを、茹で・焼き・刺し・しゃぶしゃしゃぶなど一番おいしい状態でお客様にご提供いたします。
季節の食材がもつ素材の良さを生かしながら調理する料理人のこだわりをご堪能下さい。
お席はライブ感あふれるカウンター、4名様用の個室がございますのでシーンに応じてお選び頂けます。
カニ以外にも黒毛和牛ステーキ入りコースやワインや日本酒のペアリングコース等もご用意しておりますので、記念日・顔合わせ・ビジネスシーン・ワンランク上のデートなどシーンに合わせてご利用くださいませ。
神奈川県でカニ漁が始まったのは1970年代のこと。
漁に使う網を作る会社の人たちが、「神奈川でもカニが取れるのではないか」と調査したところ、水深200〜700mの領域でイバラカニやタカアシガニが大量に生息していることを発見。
それ以降、相模湾でのカニ漁は大変盛んになりました。
しかし今度は乱獲によってカニが激減。今残っているカニ専門漁師は「稀陽丸」のみとなりました。
「ふじ月」が使用するカニは、この「稀陽丸」が獲ったもの。長年通い続けることで、漁師との間で確固たる信頼関係が築かれ、優先的に希少なカニをおろしてもらっているのです。
「稀陽丸」は乱獲が2度と起こらないよう、環境に配慮したカニ漁を行っています。一定のサイズに満たない小さなカニや、卵を抱いたメスの蟹はすべてリリース。
せっかく漁をして大量にカニをとっても、リリースする数は3割にのぼります。
この素晴らしい海洋資源が、これからも持続するように。
そうした思いで、大事にカニの漁を続けているのです。
カニを取るときにも足がとれたり、傷がついたりしないよう、繊細な気配りを忘れません。
タカアシガニは伊豆産が有名ですが、実は、伊豆ではほとんどが地引網でとるため、取ったときにはほとんどが死んでいます。しかしタカアシガニは水分を多く含んでおり、死んだ直後から液体化が始まり、水っぽくなってしまいます。
「稀陽丸」がとるカニは、一つ一つ丁寧な作業で漁をするため、活きた状態で店まで運べるのが最大の特徴。
店についてからは特注の水槽のなかで泳がせ、お客様にお出しするその瞬間まで生かします。そのため調理をしても決して水っぽくならず、カニ本来のジューシーな甘みを存分に楽しめるのです。
環境保全のため、タカアシガニとイバラガニは漁をする時期を変えており、タカアシガニは4月から9月、10月から3月まではイバラガニに変わります。
またまれに、もっと希少性の高い深海ガニが取れることもあり、店ではサプライズメニューとして登場することも。いつ、どの時期に訪れても、海から直送されたばかりの、極上のカニ料理が楽しめる。
それが、この「ふじ月」なのです。
ふじ月に関する最新情報です。